血剣でスコットランドヤード


夏休みの昼下がり


リアルでまったり作業しながら、傍らで露店放置しているマシンをチラ見したところ、
ギランで大きな地震が

ああ、魔剣か〜と思いながらチャットログを見ていると、


「おおお、赤い剣拾った」

「なにこれwwwwwwwwwwwww
魔力2k超えたwwwwwwwwwwwwwwww」



ちょ……




同盟員が血剣アカマナフ拾ってました


二ヶ月前くらいだったかな、
低レベル帯の同盟員がザリチェを拾った時は、同盟内が騒然となり

本人の要望で、同盟内の火力メンバーを総動員して魔剣を処分しましたが――


今回拾った同盟員はLV70+であることもあり、
また本人の要望では「狩りして遊んでみたい」ということだったので
それを叶えてあげられるよう、この時いたメンバーで全力サポートをしようと決断


しかし、この時私は大変な思い違いをしていたのでした



ひとまず追っ手が来る前にその威力を味わいたいと思い、



攻撃してもらったりして遊びつつ

まず目標の狩場に行くため「祝福帰還スクロール」を使うよう指示


しかしここで大きな勘違いをしておりました


赤ネームが帰還スクロールを使用すると、
フローランに飛ばされるものだとばかり思っていたんです

ところが、



全然違った

どうやら、その領地の村の近郊に飛ばされるらしいことが分かりました
自分の勘違いに驚いたあまり、同盟チャットが芝生だらけに


これは作戦を立て直さなければなりません
まずは拾い主であるアニサキスに、強引に村に逃げ込むよう提案



……村についたころには、既に2〜3人のプレイヤーが後ろをついてきておりました

みんな、早!!


ひとまず無事村に入れたことで、
アニサキスの身の安全は確保されたも同然

落ち着いたところで、滅多に目の当たりにすることは出来ないであろう血剣を
じろじろと観察してみる



うぁー……邪悪、暗黒を即連想させるような突き抜けた禍々しさ
そして炎のようなエフェクトも相まってかなり格好良いです

機会あらば持ってみたいものだ、などと考えていると





英雄様が見てる
超見てる



先ほどの追いかけられているSSにも写っていた英雄さん
故に血剣をただ見てるわけじゃなく、
間違いなく血剣とその行く先を狙っていると思われます

ううむ、これは力を狙う者の視線……!!
このままでは(主にMihiraの脳内が)殺伐としてしまう!!



ということで、一緒に記念撮影して和んでみました



さて




とにかくアニサキスは狩りをして遊んでみたいわけで
なんとか横槍が入らないような狩場に行くには……と改めて作戦会議

帰還スクロールを使ってフローランに行けないとなると、
アジトを持っていない我が血盟のメンバーは、アデン領内から直接走らねばならない……



目的地は、同盟クエであまり人気がないと言われているシレノス派の狩場、
「ケトラーオーク アウトポスト」に決定

オーク派の人は安易に足を踏み入れられない
気休めでしかないけど、少しは狩り出来るだろうと判断

しかし、ここに行くまでには……

一般GKで飛べるポイントをマークしていくと、実はかなり絶妙な配置になっていて
走りでゴダードへ行くというのはほぼ実現できそうにないことが判明

これにNBGK、アジト帰還を加えていくと……ああもう、本当に逃げ場がないー!

この時ほど、魔剣の場所が全公開されてしまうシステムを憎いと思ったことは……


しかし考えていても仕方がない

実行しなければ実現はないのである!



ひとまず、手元の帰還スクロールの枚数を確認しながらマップを眺めること数十分






見てる
超見てる



どんなふうに答えてくれるかな〜と思いながら声をかけてみることに



――ひねるともっとよくなります 40点――



まずはこの英雄さんをまくために動き始めよう、ということで
アデン村内で祝帰還を使った直後にリスタートするよう指示
(スクによる祝帰還はエフェクトが発生しないため、クリエラに見せかけることが出来る)

出た場所を確認したところでもう一度作戦を建て直すことに
(作戦会議中は、アニサキスは別のキャラでログイン)




祝帰還を使ったところ、今度はここに飛ばされました
飛ぶ場所は完全にランダムなんだね〜


となると、脱出コースは……





ゴダードへの門は二つあるわけですが、東側の門はGKポイントが密集しているため
西側の門を使うほうが比較的リスクはないかなと判断

とはいえ、過去戦場のGKポイントがネックなんだけど

まぁ、やってみよう! ということで走り出したはいいものの



移動開始直後、まっすぐにアニサキスを狙う影がああああああ

しかもバリバリの短剣職っぽい

ここで交戦してみても良かったかもしれないけど、アデンには英雄さんがいらっしゃるし
長居は危険そうだ、ということでまた祝帰還+リスタートで建て直し

お次は



ここに出ました

うーーーん



傲慢の塔の近くを通らなければいけないということで、
かなり脱出の望みは薄くなってきました

また祝帰還+リスタートを行っても良いけれど
もうどこに出ても一緒かなぁという気も


ひとまずコースを決めて走り出すアニサキス




しかし二回目の建て直しで追ってきたゴーストハンターさんが再び一直線にアニサキスを狙い、
アニサキスは倒されてしまいましたあああああ

幸いなことに、魔剣は消滅

我が同盟にとっては角の立たない良い結末となり、ほっと胸をなでおろす一同




結局ここまでが限界でした


ひとまず、今回の件で分かったことは


魔剣を持つと、もれなく「スコットランドヤード」をプレイ出来る!

※スコットランドヤード
 
http://www.ne.jp/asahi/sealion/penguin/game/ga_board_scott.htm


いつかLineII内でスコットランドヤードを遊びたいと思っていたんですが
魔剣によって実現可能であることが分かりました


また同盟内で拾う人が出たら、今回の体験を活かして、
もっと華麗に目的地に行けるよう脳みそを働かせてみたいと思います

魔剣護衛のため反撃も視野に入れないと厳しそうだなぁ




青い光と赤い光が対照的でとても印象深かったSSをペタリ

血剣アカマナフ、楽しいひと時をありがとーっ
2007年08月22日(水) No.721 (日記)