■ 俺的意見 -BOT・RMTer-(鮎の姿焼き)■



よう、鮎の姿焼きだ。
訳あって鯛のところ(Linecommu)で雑記な んぞを投稿している。

先日、俺にフレンド申請してきた「友和」氏のblogを見た。
今のアデンを憂う嘆きの記事。
“BOT”や異世界のマネートレード“RMT”に関する記事だが
詳細はこ ちらへ。
(http: //blog.plaync.jp/kaz/19123.slog)

また、この友和氏の記事に呼応した人々は多数。
代表的なところでは(む)でおなじみのこちら
(http: //mutukina.net/archives/2006/07/17234549.php#more)

BOT撲滅を呼びかけるバナーを作成した人もいる。
俺もこの雑記に貼らせてもらった。バナー作成者はこちら
(http: //blog.plaync.jp/asuka72/19571.slog)

(リンク追加日 7/20)


ふむ、鯛もそろそろ奴らのことで疲れて来てるようだし、
いっちょ俺も何か書き残してやるか。


ああそうそう、俺は言葉遣いとかに無神経でな。
乱暴に書きなぐった雑記等を読むのに苦痛を覚える方は回れ右

あと、あくまで「一意見」であることを了承いただきた い。
話の種程度に読んでもらえれば幸いだ。

また、RMTerやBOT、業 者を撲滅したいという意志で書き記したものであることを
書き添えておく。(2006/7/19)


さて。


俺たちの間で「リアル」と呼ばれる世界で、
その通貨を用いてアデナをトレードする「リアルマネートレード」
この世界には何が住んでるかというと、
俺たちの運命を握るとされる“運命を司る者”たちだ。

どうもこの世界に、企業をおっ立てて
“アデナを売って商売する”連中が蔓延っているようで。
その手口は実に組織的。

アデン住民に効率よくアデナを稼がせるため、
“運命を司る者”一人が複数人のアデン住民を操る。
本来の法則ならば、“運命を司る者”一人につき
1〜3人のアデン住民の運命を動かすのが限界と言われている。

ところが奴らは奇妙な禁術を使っていて、
一人で9人まで操作する事が出来るらしい。

この禁術の媒体が、“BOT”と呼ばれている。
“BOT”を開発したのは、
「リアルマネートレード」業者関連の連中だそうだ。

「リアル」ではどんな法律が動いているのか分からんが、
まるで魂が入ってるとは思えない連中が
二年もアデンをうろちょろしてるところを見ると……
残念ながらこの“BOT”という術を禁じる法律も、
「リアルマネートレード」を禁じる法律も存在しないらしい。


……と、アデン住民からの堅苦しい説明はここまでにしておこうか。
面倒なんで、“運命を司る者”の脳を借りる。



つまり。

現状「RMT」という商法は成り立つ。企業もしかり。
禁じ、取り締まる術は存在しない。
いっくら“運命を司る者”がピーピー鳴いても、
創造主の配下たる「NCJ」は、直接彼らに手を下せない。

創造主のいる「NC」に至っては、国が違うからな。
あっちは「Lineage」で半ばRMTを容認していた。
リアルではニュースにもなっていた。
「RMT予備軍」がインタビューされてた な。

そういった下積み……
RMTが文化の一つとして受け入れられてた時期がある以上、
今更これを覆すのは難しいだろう。
簡単に「アデナ」が手に入るわけだ、
この世界で生きるには、こんな楽なことはない。
甘い汁吸っちゃった奴(売る側・買う側双方とも)は、 戻れないだろうさ。
人間ってのは弱い生き物だからな。


で、再度言うが
「NCJ」がアデンを取り仕切る我が国日本には、
RMTを取り締まる法律がない。
この隙を縫ってRMT業者は組織を拡大。
法人にまで成り上がったとか言う話もあったか?(ここは曖昧だが)

んで悪いことに、甘い汁を吸っち まったアデン住民が大量発生

韓国と同じ道を辿っているわけだ。



さて、ここで「RMT」が蔓延するとその世界はどうなるか、
という話に触れておくか。

「RMTは ゲームの面白さを損ない、またバランスを崩す要因となる」

だから禁止にする……とまぁ大きな理由はそこらしいが。


あーっと……これはあくまで俺の考え方だ、
異論もあろうが、これが俺の本音。参考までに。


「面白さ」は間違いなく損なってるだろう。
代表的なことで言えば、業者がレイド独占とか訳わからんことになってる。




しかしだ。




RMT業者が蔓延る現状、
ゲームバランスを損なっていると言えるか?




俺はそうは思わない。むしろ、
「RMTが あるからこそバランスが保たれてしまっている状態」
と考えるんだが、いかがか。

あー、もっと率直に言おう。

つまりな、




大元のゲーム内経済バランスが芳しくないん だよ。




これが、「RMTer・業者がなくならない要因の一つになってしまっている」と、俺は考える。
あくまで要因の一つ。
これがすべての根源だと言っているわけではないことだけは、お取り違えなきよう。




C2まではいい感じだったのにな。
経済システムも良く出来てる。が、
Aグレード装備が実装されてから、怪しくなってる。

まぁ、良い例では、鯛の話だ。
あいつは何度か煩く「Aグレードのヘルム」について愚痴ってるが。
パピとAヘルムについてちょっと考察 ←こちらをご参照あれ)
例えば、鯛の場合、ゼロから40M稼ぐのに3ヶ月は費やす。
90Mなど、6ヶ月強はかかるだろうな。
そこは“運命を司る者”たるMihiraの都合もあろう。

ところが……RMTさえ利用すりゃ、一瞬で手に入るわけだ。


コレを「甘い汁」と言わずして何とするか。


Aグレード防具や武器は、
アデンの世界観で必須となる「対人戦争」で大いに能力を発揮する。
そんなものが超レアとされ、業者の手も加わって日々高騰し続ける。
んなもん、本来なら「アンコモン」でいいんだよ……
まぁ、それは置いといて。

そこでだ。

「対人戦を楽しみたい多忙の社会人」は、
どうやって目的を成し遂げる?

ちらっとRMT利用を考えちまう奴もいるはずだと思うが。
個々のユーザーがこんなことを思いつかなければ、RMTの需要はないわけだが。
皆が皆、RMT利用について考えないとは言い切れないな、俺は。
「ちらっと過ぎる」時点で、もう業者の術中にハマッちまってる事をお忘れなく。

「苦労の末に手に入れた物こそ美しい」
と考える連中もいる。俺も基本的にはそうだ。
しかし今のアデンじゃ、残念ながら割と偽善的な考え方でもある。

このゲームの醍醐味である「対人戦闘」を存分に楽しむためには
バカ高いレア武器やレア防具を手に入れなければならない。
さらに消費アイテムにも金がかかりまくる。
「ゲームを楽しむ」地点に行くまでの道のりは、基本的に遠い。


それってバランスが取れてると言えるのか?


「長く遊んでもらう」ためのバランスだとか言うならば、
俺はそれを否定しよう。


本 当に長く遊べる面白いゲームならば、RMTは甘い汁にはならん。






てことで「NC」さんに言いたいこと。
現状のゲームバランスはRMTと相性が良すぎだ。
本当にBOTやRMT業者を追っ払いたいと思うなら、
国の立法が成り立つまで根っこからバランスを見直すんだな。

「NCJ」さんに言いたいこと。
日本の“運命を司る者”と共に立ち上がり
この世界の仕組みを変えるべきだと、俺は思う。


俺や鯛は、この世界が好きだ。
だからこそ、今のこの考えをここに放出しとく。
今のアデンから BOTやRMTerを追い出すには、声を上げるべきだと考えたから。
嫌ならとっくにこの世界から立ち去っているだろうからな。

またこれも追記だが(7/20)
業者の価格操作やアデナ飽和の現状に疲れてしまった住民たちも。
「RMT利用」という言葉が脳裏を過ぎっても、どうか思いとどまり、耐えて欲しいと願う。
利用者がいるかぎり、BOTや業者はこの世から消えることはない。
彼らがいなくなったときは、そこには新天地があると、俺は考える。

だから。



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※追記
 経済省等が調査に乗り出したらしい、が。
 ネットゲーの実情とユーザーの感情が理解されるかどうかは、また別問題だな。

 あと、予想に過ぎない話だが……なんにせよNCも調査される側だろうとは思う。
 おっと、RMT業者との繋がりうんぬん、とか机上の空論を述べる気はない。