[a sea bream] ふさわしき姿 2006年03月06日15:34
診療所に行ったら、都合よく診療所から逃げ^H^H出る直前の組長をつかまえることができましたわ。
「な、なに?」
ちょっと笑顔が引きつってるような気がしますけど、相変わらず能天気な笑顔で返してきますわね。
まあ、適度な愛嬌は人の上に立つものには必要な資質ですけどね。
適度な・・・・ね・・・・
「人づてに伺ったんですけど、死の回廊で倒れていたとか。大変でしたわね。」
「う、うん・・・もう大丈夫だから、ありがと・・」
「ところで!!」
恫喝のコツその1:
相手が語尾を言い切る前に次に持ち込む、これ大事ですわよ。
「は、はい!!??」
「その両手にお持ちの獲物は何かしら?」
「え・・・??? えーと、クシャクシャ+4だけど・・・確か買うときGeymarkにも相談したから知ってるはず・・・」
「回 廊 で 死 ん じ ゃ う よ う な 人 が ク シ ャ ク シ ャ ね え・・・
組長、ほんの少しオーバーグレードじゃありませんこと?」
「え?オーバーグレードって・・・ぼく70+・・・」
「回 廊 で 死 ん じ ゃ う 70+ ね え・・・」
「う・・・」
恫喝のコツその2:
一度ペースを掴んだらそれを絶対手放さないこと、そのためには緩急が大事ですわよ。
「死の回廊と言えば、lv30後半〜40前半の狩場という認識でしたけど、
c4 で バ ラ ン ス 調 整 で も 入 っ た の か し ら ね え?」
「・・・入ってません、あってます・・・・」
「そこで70+ともなろう方が、血盟の旗を背負って、A二刀とAローブ着て無様にぶっ倒れていた、と、こういうことでよろしいのかしら?」
「・・・よろしいです・・・」
「そんなことで、鯛ちゃんに全てを託して異世界に旅立っていった先代組長に申し訳が立つと思いまして?」
(註:エルモア竜神会の初代組長ゴルゴグは、LineageIIを引退して、別ゲーム(World of Warcraft)の世界へと旅立っております)
「・・・立ちません・・・」
「組長、ここにサベxサベがあります、ここは一つここから出直しなさいませ!」
「ちょ!・・・・」
「何かご不満でも?」
「そんな・・・サベxサベなんかじゃ野良に入れな・・・」
「野良? どういった野良に入りますの?」
「んー、たとえば火鉢とか・・・」
「回 廊 で 死 ん じ ゃ う 人 が 火 鉢 ね え」
「・・・すいませんサベxサベで出直します・・・」
「回廊で死んじゃう人がNMローブというのもちょっと分不相応ですわね・・・そうだ、確か血盟倉庫にマンティコアセットがありましたわね。」
「ちょ!・・・・」
「何かご不満でも?」
「ちょ・・・僕マンチコの見た目嫌・・・」
「回 廊 で 死 ん じ ゃ う 人 が 見 た 目 ね え」
「・・・すいませんマンチコでいいです」
「そうですか?聞き分けのいい盟主は私も好きでしてよ。」
「・・・は、はい・・・」
恫喝のコツその3:
型にハマったら後は一気。でも極度に深追いすると反撃がありますから、適度な引き際が大事ですわね。
「さあ、それでは退院手続きに参りましょうか。」
「Gey、ちょっと聞いていい?」
「何かしら?」
「何だか、すごく楽しそうなんだけど・・・」
「何をおっしゃいますの!私は先代組長から預かったこの名誉あるエルモア竜神会の名前を汚すまいとこんなに必死なのに、そんなことを言うのはこの舌かしr・・・・」
「・・・すいません、気のせいです・・・」
まあ、このくらいで鯛も反省したかしらね。
そういえば、ロキの方はどうなったかしら?
手が空いたら様子でも見に行きましょうかしら。 |