− 鯛の姿焼き編
 −

[a sea bream] 死の回廊……?  2006年03月06日10:43

人に言えないような、
ひどく妖艶な夢を見た気がする
あんな夢滅多に見ないのに、何でかな……

目が覚めたら、ギランの診療所にいた

何でこんなところにいるんだろ???

鈍い頭痛のする頭をもたげてあたりを見回すと
部屋の超隅っこでDeLPiが腰掛けてこっちを見ていた

ちょっと事情を聞いてみると

「死の回廊で倒れているところを私が運んだんです……」

えええ?
何で死の回廊????
ぼくは確か、ギランで……祝福復活スクロールを買って……

ううん、覚えてない……
死の回廊に用事なんかあったっけ?

でも助けてくれたのは彼女、それは真実みたいだ

槍の修行もあるだろうし、ぼくはもう大丈夫だから
ひとまず、後日夕ご飯おごる約束をして
今日のところは帰ってもらった

 

それにしても、髪の毛焦げた痕があったなぁ
火鉢で炎でもかぶったのかな

 

さてそろそろ診療所出る手続きを……

ん?

はーい、どなたですか?

「組長、入ってもよろしいかしら?」

あ、Geymark……
うわ、この声って……

「失礼しますわ」

ああああ、何か顔が怒ってる……やばい!!!

Geymarkがご機嫌斜めの時って、大抵……

「組長、お話がありますの」

腕組みをして仁王立ち……
いつもながら迫力のある……

「な、なに?」

と、とりあえず精一杯の笑顔で返事をしてみた



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