− DeLPi編 −

[a sea bream] もう一人の私から  2006年03月10日17:12

−ギランにて−


さてと、どうしたものか
鯛様を奪還するために武力に訴えるつもりだったが多勢無勢
以下に私が多対一で本領を発揮するドレッドノートとはいえ、あまりにも無謀
それにここで武力に訴えれば、自所属血盟に迷惑がかかるだろう
地方権力争いに大きな影響を与えかねない
サイレントムーブがない私に暗躍は不向きだ

ではどうするか、、、
ここはグル城主の同盟血盟の知り合いを頼り、招待状を入手してしまおう
幸い、現グル城主の同盟血盟の盟主が火鉢害虫駆除PTに参加している
日ごろの恩をここで返してもらおうではないか
内部入ってしまえばこちらのもの
愛用のハルルやラシドを持ち込めないということは、表が頑張らないといけないのか
心配この上ないが信じるしかないだろう
肉体は同一
この身体の強さは私が一番知っている
何か在ったとしてもそれを切り抜ける知があの子にはある
機転の利いた知略は私以上のものを持っていること走っている
この身体とあの子の知略さえあれば、私が考えた策を実戦できるだろう

あの子のためにも礼服は用意しておいてやろう
皮肉だな
こういう事件が起こって初めてあの子に女の子らしい服を用意してあげれるのだから
ある意味感謝すべきなのかもしれない
ちょっと、あの子は大胆かもしれないがアデンで高名な織師に礼服をしたてさせよう

念のため、仲間内にもフォロいれてもらうか
ドレッドノート仲間でたよりなるといえば眼帯のあいつか、女と思えば見境ない歩く精子野郎か、、、
いざとなった際のことも考えてやつらには手紙を送っておこう

さてと、手配は終った
少し休ませてもらうとするか

・・・
・・

 


もう一人の私からのメッセージ
読み上げてから震えが止まらない

鯛様が手の届かないところに行ってしまう
それを防ぐための手段を裏がだんどってくれている
いつも、もう一人の私には迷惑ばかりかけてしまっている
道は示してもらった
あとは進むだけ

−グル城下のとある宿にて−

月夜の元に想いを耽るDeLPiであった


私にとって今回の行動の目的って・・・・

それは鯛様の気持ちを確認したいだけ

あの方が望むことであればそれはそれで静観したい
でも、望まないのであれば、、、
もう一人の私が授けてくれた策を実行してみせる

怖いけれど前に出なくては



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