[a sea bream] 城主の招待状 2006年03月08日13:37
冗談じゃない!! 仮にもここで倒れたら、今度はGeymarkのお説教どころか…… 必死に剣を振るい 突然周囲の空気が白く光り出し、視界を覆った こ、これはソードシンギング? 「ぎゃはは! 何やってんのお前」 ナコンダスにやられてるこの状況よりも無性に腹が立った 「マンティコアにサベサベとか、何のコスプレだよ! “ガキン!びし!!” 「いてぁ!! お、おま、いきなり何をすr」 ナコンダスの奴隷に肩口を噛まれた事などお構いなし
シルノエンレザー一式を着込み、 うー、助かったというか何というか…… 鮎の姿焼きは、おおとりさまの恋人……と言いたいところだけど 身に覚えのない子供が現れたり そ、そりゃ逃げたくもなるよね し、信じがたい、言い聞かせようとしたけど無理 心配ではあったけど、手癖が悪いせいでこうなったわけだし まったく、良いタイミングなんだか悪いタイミングなんだか しかしこんなところに何しに来たんだろう 「……元気だった?」 ぼくはそれとなく切り出してみた 「おうよ、謎の組織に追われたりする日々だが大丈夫だ! な、謎の組織て……おおとり財閥のことかな…… 「そんなことよりいいところで会ったな! 聞いてくれよ」 「ん?」 「俺さー走り回ってるうちにグルーディオの城主と 「グルーディオの城主に? なんでまた」 「その娘ってのがな、スッゲェ美人で」 「ば、バカ、声でかいよ!! 「城主、お前のことも知っててさ 兄貴は上着の内ポケットから うわ、確かに城主の印だ…… |