[a sea bream] 材料一式取り揃え 2006年03月09日15:47
何故グルーディオの城主が…… 兄貴の話によると、 ぼくが同盟員を連れて派手に狩りをしている所を見て、 その時からぼくやエルモア竜神会のことを気にかけていたとか 恐れ多いし、第一ぼくはグルーディオ城主と何の面識もない おおとりさまの組織は別だけど……ある意味…… うーん、あんまり乗り気じゃない と考えてる間にも、兄貴が積極的に話を持ちかけてくる んー……
「とりあえずな、そのみすぼらしい格好じゃ城主に失礼だぜ 兄貴は言いながら、また嫌味な細い笑みを浮かべた 「まぁまぁ、そう睨むなって 「プレゼント?」 兄貴は背負っていたバックパックを下ろして これは…… 手にとって確認してみると、 なんだこれ、まさか 「これをアデン唯一の礼服職人“レイカ”に渡せば 「ええ!?」 思わず大きな声を出してしまった 「祝賀会までそう時間もない、今すぐにでもアデンに向かえ」 たしかに、招待状に記された日時はそう遠くない……というか 祝賀会はなんと3日後 このスケジュールの圧迫は、 やばいなぁ、テーブルマナーとか舞踏とかさっぱりだ…… 「確かに時間ないよ、どうせなら礼服そのものくれればいいのに」 ちょっとむくれながらぼやいてみたけど、 「アホか、俺はお前の靴のサイズしか知らん ううん、そう言われてみればそうか……
兄貴はぼくに材料を渡した後、 ぼくは……しょうがない、 |