− 鯛の姿焼き編
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[a sea bream] …………  2006年03月24日19:36

「メイド喫茶の経営展開を狙っているのは俺で、
そのメイド服も俺が無理やり着せたんです!
本気なのは鯛じゃなくておr…」

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すべては同盟のためにと思って選んできた選択肢なのに

最初の女装へのプロセスは、
恐らく城内でぼくとテラン様の結婚を企てる者たちが
手段を選ばずぼくを捕らえ、うまく話が運ぶよう、
事が現実になるよう仕向けてくると読んで、
それをかわしつつ真実を知る為にやってきたことなのに

城への侵入まではうまくいってたのに

 

今のこの状況は一体?

 

なんで

 

なんで

 

なんで女装趣味の同盟員が企画したメイド喫茶経営展開に
女装趣味の盟主が巻き込まれて女装させられてるとか

 

そんなバカバカしい屈折した“間違いだらけの真実”を

 

 

大衆の前に晒す結果になってるわけ?

 

 

協力しようとしない血盟員、

協力しようとしているとしても現状すべりまくってる血盟員、

今やご機嫌斜めエネルギーに乗って
ぼくを排除しようとしている兄貴のカノジョ、

こんなことになってるなんて知りもしないであろう兄貴、

今やエルモア竜神会が女装趣味盟主のもとに結成されていると
思い込んでるであろう来賓・主賓の連中、

女装したぼくが悪い?

言い訳はしないし、それは否定させてもらう

城内の人間に邪魔されたならまだしも、
邪魔してきたのは血盟員に他ならない

 

それは事実なんだから

 

 

 

お前たちは

 

 

 

お前たちは

 

 

 

 

ぼくをどこまで陥れたい?

 

 

 

 

「……クク……お前たち、気はすんだか……?」

 

 

 

詠唱なしに、
バーサーカースピリッツのエネルギーが再びぼくを包み込んだ



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